2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年によく買った古本屋

神保町以外で、よく(5回以上)古本を買った店リスト。店に入っても(運悪く)閲覧のみや1回しか買わなかった店は記さない。各店のホームページ、ホームページがない場合は参考となるURLを付記する。どの店も古本屋ツアー・イン・ジャパンで紹介されている。…

古本屋を舞台にしたアダルトビデオ

古本屋の淫妻 音羽レオン http://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=juc00436/アダルトビデオを売っている古本屋は多いが、古本屋を舞台にしたアダルトビデオは珍しいのでは。どこの店で撮ったんだろう。

晴天の散歩

古本屋さんかく

なんと、そういうことだったのか。「これから」メルマガを登録した。

加藤周一の『読書術』

先日、国立を散歩していたとき、古本屋で加藤周一の『読書術』を見つけた。小学生のときに読んだ多湖輝の『頭の体操』シリーズと同じ光文社のカッパ・ブックスだ。あの加藤周一がこんな本を出していたのかと驚き読んでみた。すると、これが古臭くない。奥付…

神保町のがらんどうが移転

神保町の古本屋、がらんどうが移転するらしい。今の店舗での営業は12月10日で終了する旨の張り紙があった。http://jimbou.info/town/ab/ab0186.html

西武鉄道沿線を散歩

夕方に豪徳寺を散歩

東急世田谷線のホーム付近1 東急世田谷線のホーム付近2

雑司が谷を散歩

都電荒川線の雑司が谷駅 踏み切り この水車は何だろう?と、みな、不思議がるようだ。私も不思議に思った。

国立を散歩

公園を散歩

海辺で散歩

散歩

『きつね月』(多和田葉子)は濃縮チョコレートのような短編集

新書館 1998年2月25日 初版第一刷多和田葉子の『きつね月』は、18の短編を収録。「ねつきみ」のみ書き下ろしで、そのほかは『大航海』連載(1994年12月〜1997年10月)に連載されたものだ。大半は、一粒食べると胃がもたれる濃縮されたチョコレートのようで、…

第51回東京名物・神田古本まつり

1960年からやっているそうだが、行ったのは初めて。入手したのは岩成達也の『私の詩論大全』(思潮社・1995)と筑摩現代文学大系60『田畑修一郎、木山捷平、小沼丹』(1980年)。あえてここで買う必要はなかったかもしれないなぁ。2010年10月27日(水)〜11…

吉祥寺の古本屋 さんかく

吉祥寺の古本屋、さんかく。店内の整理をするのでしばらく休む、という張り紙があった。しばらくとは2週間ぐらいか?

『ゴッドハルト鉄道』(多和田葉子)を読み終えた

『ゴッドハルト鉄道』1996年5月30日第1刷(講談社)を家で、『ゴッドハルト鉄道』2005年4月10日第1刷(講談社文芸文庫)を電車の中で読んだ。初出は以下のとおり。 ゴッドハルト鉄道 「群像」 1995年11月号 無精卵 「群像」 1995年1月号 隅田川の皺男 「文学…

『聖女伝説』(多和田葉子)は『三人関係』の変奏だろう

初出:批評空間II-1(1994年4月)からII-9(1996年4月)に連載 1996年7月10日発行(太田出版) 装幀・造本=菊池信義『聖女伝説』では「わたし」、「鶯谷」、その他の人物たちとの三人関係が描かれる。眼科医の父を持つ主人公の「わたし」は聖女になりたい女…

こ・ら・ぼんvol.4「高円寺全古書店巡り」から漏れている古書店

土日だけ開いているpart time booksellersと飛鳥書房が抜けている。 part time booksellersは夏の間、休業していたようだったから、制作時に漏れたのかもしれない。http://rakuichi.collabonet-project.com

多和田葉子の『文字移植』は面白かった!

カナリア島はアフリカの北西にあって常夏の楽園らしい。翻訳を生業としている、中年というにはまだ少し若い女主人公がその島に数日間滞在し、締め切りの迫った翻訳作業をする。翻訳は「創作する」というのと少し異なるが、それでも仕事中はプチ錯乱状態にな…

多和田葉子の『犬婿入り』を読み終わった

10年ぶりの再読だが、今回のほうが楽しめた。読み方が変わったのだろう。 ペルソナ 「群像」 1992年6月号 犬婿入り 「群像」 1992年12月号 「ペルソナ」に、上手いと思った表現がいくつかあったので2つほど抜き出してみる。 中国がそんなにのんびりとしたと…

閉店した高崎の古書店、赤坂堂書店に行ってみた

湘南新宿ラインを使えば、新宿から高崎まで2時間弱と聞き、asahi.comに閉店記事が掲載されていた古本屋、赤坂堂に行ってみた。高崎で降りたのは初めてなので、いつもどれくらい賑やかなのかは不明である。iPhoneのカメラで撮影したため、色が変だが、まぁ晴…

多和田葉子の『三人関係』を読み終わった

『三人関係』の奥付は、1992年3月12日第一刷 講談社。収録作品は、 かかとをなくして「群像」1991年6月号 三人関係「群像」1991年12月号 の2つで、「かかとをなくして」は1991年の第34回群像新人文学賞を受賞している。当時の審査員は、柄谷行人、田久保英夫…

多和田葉子を読み始めた

夜になると涼しい風を感じる。明日は雨か。まずは『三人関係』(講談社、1992年3月12日発行)

野呂邦暢の伊佐高ワールド

『文彦のたたかい』は架空の高校、県立伊佐高校を舞台にしている短編集だ。ただし、「文彦のたたかい」と「うらぎり」以外は「伊佐高校」の名称は出てこない(『水瓶座の少女』は北高が舞台だった)。基本は片思いの男女高校生たちの話だが、大人にも存在感…

『文彦のたたかい』(野呂邦暢)を読み終えた

昭和53年2月20日集英社発行滝本竜彦の『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』のような学園戦闘モノを妄想していたら……。 転校生の美少女麻生明子。その麻生をぼくら美術部のモデルにたのんだまではよかったがある日親友の寺田がぼくに告白した。この一…

野呂邦暢の未発表大作『解䌫の時』

昨日触れた『彷徨と回帰―野呂邦暢の文学世界』(中野章子著/平成7年5月13日/西日本新聞社発行)は、野呂邦暢の単行本未収録作品をリストアップしているのが貴重だが、活字になっていない未発表大作の存在についても言及している。それは、原爆をテーマにし…

『彷徨と回帰―野呂邦暢の文学世界』(中野章子)

「本はねころんで」さんの「2010-05-02 本日は野呂祭り3」で『彷徨と回帰―野呂邦暢の文学世界』(中野章子著/平成7年5月13日/西日本新聞社発行)を知る。また、中野さんが「朱雀の洛中日記」というブログをやっていることも知る。近所の図書館に同書があ…

野呂邦暢の『夕暮の緑の光』未収録の『小さな町にて』

『小さな町にて』(野呂邦暢)を読んだ。奥付には「文藝春秋 昭和57年5月10日第1刷 著者 野呂邦暢(著作権継承者 納所アキノ)とある。昭和55年9月に発行された『丘の火』の著作権継承者は納所長雄だった。フィリップの『小さな町にて』にインスパイアされた…

『落城記』(野呂邦暢)のカバー

単行本と文庫本のカバー。文庫本になったとき、龍造寺軍が追加されている。 単行本の笛は、兄、七郎のもの。懐剣は於梨緒のものだろう。