2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
風刺のきいた文章で知られる随筆家、内田百●(うちだ・ひゃっけん、1889〜1971年)を撮影した8ミリ映像が、出身の岡山市で公開されている。 担当編集者の遺品で、約2分半の白黒無声映像。百●の動画は初発見という。市デジタルミュージアム(086…
白石一文の『不自由な心』(角川文庫)は、捨てるのを躊躇ってしまった。悪くないのだ。 内容(「BOOK」データベースより) 大手企業の総務部に勤務する江川一郎は、妹からある日、夫が同僚の女性と不倫を続け、滅多に家に帰らなかったことを告げられる。そ…
白石一文の博多ものの1冊、「もしも、私があなただったら」(2006年4月) 内容(「BOOK」データベースより) 6年前に会社を辞め、郷里の博多に戻ってきた藤川啓吾。小さなバーを経営する現在の彼には、どうしようもない孤独と将来への漠たる不安があるだけだ…
589ページもあるが、いつものように、あっというまに読み終えた白石一文のデビュー作(2000年1月)。白石の小説は島耕作だということに気が付いた。そして、読み終えてから捨てたくなる衝動も自分で納得した。コミック雑誌は読み終えたら駅で捨てているから…
山本賞の白石さんは、作家の白石一郎さんを父に持ち、2000年に「一瞬の光」でデビュー。06年の「どれくらいの愛情」で直木賞候補になった。受賞作は原稿用紙1000枚を超す上下巻の長編。がんを患う週刊誌の敏腕編集長を主人公に、政治、経済、宗教…
写真を見つけた。雑誌「流動」から。 http://pics.livedoor.com/u/isamuchan_oha/4105611/large
5冊目に読んだのは「すぐそばの彼方 」(2001/07)。白石の3作目。このときはまだ文藝春秋に勤めていたのかな。 内容(「BOOK」データベースより) 次期首相の本命と目される大物代議士を父にもつ柴田龍彦。彼は、四年前に起こした不祥事の結果、精神に失調…
4冊目は「見えないドアと鶴の空」(2004年2月)。あっという間に読み終えた。 内容(「BOOK」データベースより) 結婚して六年。繁村昂一は、二年前に出版社を辞め、失業中の身。いまは大手代理店に勤める妻の絹子が家計を支えている。ある日、昂一が、絹子…
白石一文の『この世の全部を敵に回して』だが、「居酒屋で知り合った、面白いんだけど深く絶望しているオジサンの人生論」だ。表紙の顔そのまんまの内容。 内容(「BOOK」データベースより) 私という人間は、生まれてこなくてもちっとも構わなかった。二十…
先日の日記に書いたように、白石一文が人生観を吐露したという『この世の全部を敵に回して』は見つかったが、電車の中で乱丁を見つけたため、そこで中断。明日、取り替えてもらおう。そこで、書店(神保町)に行く前に買い求め、車中と喫茶店で読み終えた『…
黒神 The Animation 惰性で毎週。 鋼殻のレギオス これも惰性で。 戦場のヴァルキュリア 途中で切るかも。 ファントム NOIR、AVENGER、エル・カザド、ツバサ・クロニクル、MADLAXの真下耕一が監督(youtube動画はゲームのプロモ)。 シャングリ・ラ GONZOっ…
喫茶店で本を読もうと思い、駅前の本屋でたまたま手にとった『僕のなかの壊れていない部分』を購入した。駅前の本屋というのは、よく売れる本しか置いていないものだ。そこそこ人気のある作家なのだろう。白石一文は私と同世代ということは知っていた。同世…
風邪薬で頭がぼんやりしているので、軽い読み物を購入。永井荷風のところは普通に読めたが、あとは少し辛かった。私自身、フィリピン娘と付き合いがないせいだろう。特に勃起せず。