坂口安吾の著作集と青空文庫の対応(1)

坂口安吾の著作集と青空文庫の対応(1)

●黒谷村(竹村書房、1935)
鄢谷村
木枯の酒倉から
ふるさとに寄する讃歌
風博士

竹籔の家

●吹雪物語 夢と知性 (竹村書房、1938)
吹雪物語 夢と知性

●爐邊夜話集 (四季社、スタイル社出版部、1941)
盜まれた手紙の話
閑山
紫大納言
勉強記 
イノチガケ

●真珠(大観堂出版、1943)
古都
孤獨閑談
風人録

波子
木々の精、谷の精
眞珠

●いづこへ(真光社、1947)
石の思ひ
風と光と二十の私と
いづこへ
わがだらしなき戰記(ぐうたら戦記?)
魔の退屈
戰爭と一人の女
私は海をだきしめてゐたい
母の上京
櫻の森の滿開の下

●青鬼の褌を洗ふ女(山根書店、1947)
青鬼の褌を洗ふ女
花火
オモチヤ箱
二十七歳
散る日本

●二流の人(九州書房、1947)
二流の人
第一話 小田原にて
第二話 朝鮮で
第三話 關ヶ原

●逃げたい心(銀座出版社、1947)

姦淫に寄す
淫者山へ乘り込む
禪僧
海の霧
篠笹の陰の顏
逃げたい心
小さな部屋

●不連続殺人事件(イヴニングスター、1948)

不連続殺人事件
1 俗惡千萬な人間關係
2 意外な奴ばかり
3 招かれざる客
4 第一の殺人
5 猫の鈴
6 第二の犯罪
7 探偵小說狂の老政客
8 アリバイはたゞ一人
9 火葬の歸り道
10 氣違ひぞろひ
11 火葬場からの戾り道
12 セムシ詩人はなぜ殺されたか
13 聖處女も噓がお上手
14 聖處女と最後の晩餐
15 砂糖壺とピカ一の手品
16 歌川家の秘密
17 不連續殺人事件
18 七人目
19 アリバイくらべ
20 第一級の容疑者
21 密會と拷問と拘引
22 「八月九日 宿命の日」
23 最後の悲劇
24 犯人現はる?
25 致命的な手違ひ
26 絕體絕命の惡戰苦鬪
27 心理の足跡
28 ぬきさしならぬ物的證據

●街はふるさと (新潮社、1950)

街はふるさと

●勝負師(作品社、1950)

小さな山羊の記録
精神病覺え書
日月様
行雲流水
退歩主義者
勝負師
わが精神の周圍

●夜長姫と耳男(大日本雄弁会講談社、1953)

水鳥亭
中庸

犯人
乞食幽霊
梟雄
夜長姫と耳男