2010-07-04から1日間の記事一覧

『王国そして地図』(野呂邦暢)に貼った付箋から

不思議なことに付箋を貼ったらすいすい読めた。一部を転記する。まずは、列車でいっしょになった客は覚えているものだ、というエッセイ。 歩廊の眺め(西日本新聞、1976年6月22日) 私が探しているのは彼らではない。やはり居た。見送り人からやや離れた位置…