Speed Grapher

Speed Grapherというのを観てみた。

いつもは、深夜26時からやってる「大人の童話」だそうだ。

ホームページにある粗筋をコピペすると…

バブル戦争から十数年、貧富の差は拡大し、東京は富める者が己の欲望を思いのまま実現する、快楽都市と化した。パスポートを剥奪されくすぶっていた戦場カメラマン雑賀(サイガ)は、ある日秘密倶楽部への潜入取材を依頼される。その会員には究極の快楽が与えられるという、闇の社交場であった。潜入に成功した雑賀は謎の少女、神楽(カグラ)に出会う。彼女は、倶楽部のシンボルとして操られていたのだった。神楽をつれて逃げる雑賀、だが彼は神楽と接触したことによって特殊な能力に目覚めることになる。そして、秘密倶楽部の支配人、水天宮(スイテングウ)の追っ手もまた特殊な能力に覚醒した者たちだった・・・。二人の逃避行が始まる・・・。

Speed Grapherは、1話80円相当。20話までストリーム課金している。私はAIIで観た。20話まで観たのだが、残念ながら、続きが観たいとは思わなかったが、あと4話で終了らしいので、来月あたり続きを観るかも知れない。

ややマイナス評価の理由は、毎回毎回、主人公と同じような「特殊な能力」を身に着けた刺客が雑賀を殺しに来るのだけど、続けてみると陳腐に思えたからだ。

寺沢武一コブラを思い出した。アーマロイド・レディみたいな銀座ひばりという女刑事が出てくる。銀座は、雑賀の女で(と銀座は自称する)、銀座は雑賀とのセックスのとき、常にピストルを持っていて、雑賀はカメラを持ち、写真を撮る。シャッターを押さないと勃起しないのだ。

雑賀が忍び込んだ秘密倶楽部で運命の出会いがあった神楽という女子高生、夜になると催眠術をかけられて、倶楽部の女神という役回りを演じる。VIP会員にフレンチキスをして、唾液を与え、その唾液がそれぞれの特殊能力を目覚めさせる。

日記にでも書かないと忘れそうなアニメだ。

そういえば、ここ数年、女子中高生を連れまわして逮捕される中年男が増えていることを思い出した。

「私を連れて逃げてください」

そう頼まれたら断れなかった。そんなケースもひょっとするとあるのかもしれない。

「僕を連れて逃げてください」

高校生の少年に頼まれたら、中年女はどうしてるんだろう。やはり、逃げているのか。