骨の音 新装版 岩明均

 講談社KCデラックス 2003/3/20 第1刷発行 

寄生獣」で有名な岩明均の初期短編集。デビュー作の「ゴミの海」などを収録。これを読むまで、「風子のいる店」がデビューだったと思っていた。地味な喫茶店漫画の「風子」から、人が沢山死んでいく「寄生獣」に飛躍する理由がわからなかったのだけど、本書を読んで超納得。登場人物はすぐ殺されちゃうけど、同じくらい、ちょっとしたことで泣いちゃう。ひょっとしたらゲームの世界に近いのかもしれないね。

ところで、「骨の音」の久我カオリの目、イイ!。