本好きなら楽しめるアニメ ―― R.O.D

http://ja.wikipedia.org/wiki/R.O.D

どれほど荒唐無稽・奇想天外かはさておき、本好きが楽しめるアニメといえば、R.O.Dだろう。R.O.Dは、Read or Dieの頭文字。私にとっての聖地の1つ神保町が、きちんと聖地として扱われているうれしいアニメだ。

垂れパイメガネ女や凶暴ロリ、絵柄に腰が引いてしまう人もいるかもしれないが、アニメとしてはごく普通の絵であり、すぐに慣れる。最近の超展開アニメにありがちな猛烈なスピード感はないが、心地よくしっくりくる。

心地よさの理由を考えてみれば、R.O.Dの中で重要な役割を果たす「紙」が、大量に、そして細かい動きをするのに対し、キャラ自身は滞空時間が長いアクションを基本としているため。なんだか、そんな気がするのだ。

まだネットよりも本が情報の中心だった2000年に執筆されたライトノベルのアニメ化。泣ける回がいくつかある。


世界を統一し平和を築こうとする組織に対し反抗するヒーロー/ヒロインという図式は、なぜ人気があるのか。


R.O.D - THE TV - 第9話「闇の奥」より