『ひとつの町のかたち』(ジュリアン・グラック)

地図の町とは似ても似つかない、ひとの数だけある心のなかの町のかたち。 少年と町、そして心の形成と変容をめぐっての、エキセントリックでも相対主義的でもない思想とリアリティ。 現存するシュルレアリスム世代最長老、孤高の文豪ジュリアン・グラック(『シルトの岸辺』『アルゴールの城にて』)の後期主著初訳。

『森のバルコニー』のようなのを期待していたが、装丁のせいか、ちょっと違った印象だった。何よりも厚くて、高い!(3300円)。古本屋で2000円前後で見かけたら購入するかも。