婦人公論の最新号(2004年7月22日号)に、おそらく口述筆記だろう。吉行文枝の文章が3ページ載っていた(ブースカさんに感謝)。

〈十回目の命日に〉
夫・吉行淳之介の背中を見つめ続けて
吉行文枝

内容、写真とも、『淳之介の背中』と同じ。80歳だからもう反論する元気ないって。と言いつつ、機会があれば、繰り返す。のかな?

吉行淳之介は、歴史に残るようなのを書きたがっていたけど、それは実現できなかった。赤線見学に連れて行ってもらった。女の人の話はよく聞いていた。などなど、宮城まり子、高山勝美、大塚英子らに向って




私は、あなたたちとは違うのよ!


特に、まり子さん!あなたが、おにいちゃんをダメにしたのよ!





と言ってるような気がしてならない。




淳之介の胸





というのが出そうな予感。